社会福祉法人千桜会は昭和52年（1977年）に医療法人明精会羽金病院の初代理事長であった故羽金与平氏が、地域社会に貢献する事業として、高齢化社会に向けて公共性の高い老人ホームの必要性を感じ、旧会津高田町長の呼びかけで、旧会津高田町、旧会津本郷町、旧新鶴村、旧北会津村と共に、特別養護老人ホーム宮川荘の設置運営の為に官民一体となって設立された法人であります。

高齢化社会の進展とともに地域のニーズにお応えしていく中で、特養老人ホーム3ヶ所他、通所介護事業所（デイサービス）、小規模多機能型居宅介護事業所、認知症対応型共同生活介護事業所（グループホーム）や訪問介護（ヘルパー）、居宅介護支援事業所等の運営を通じて、地域の高齢者福祉の向上に寄与するための基盤整備を行って参りました。
これまで地域やボランティアの皆様の多くのご理解とご協力を頂きながら運営していくことができました。心より御礼申し上げます。

また利用者様の健康管理のために昭和55年（1980年）開設された松清病院（会津西病院一般科病院の前身）の強力なサポートを現在でも変わらず頂いております。
今後とも、変わらぬご指導とご鞭撻、ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

日本の高齢化は他の国々に例を見ない速さで進んでおり、誰もが安心して暮らせる社会づくりが急務になっています。
本格的高齢社会を迎え、当法人の初代理事長でもある羽金与平氏の理念を忘れることなく「つねにまごころとやさしさにあふれるサービスの提供に努めます」を基本理念として、質の高い介護サービスをご提供することで、住み慣れた地域の中で安心して暮せる、豊かな地域福祉社会づくりに貢献できるよう役・職員一丸となり努力して参ります。